「世界メンタルヘルスデー」、知りませんでした。10月10日だそうです。厚労省のHPにありました。詳しくは→こちら。厚労省大臣もお話されています。著名人の複数のメッセージが見れるようになっています。動画や記載の「心の」とか「脳や心の」というフレーズにひっかかってしまいました。
精神疾患あるあるだと思うんですが「心の問題」と言われるのと「脳の問題」と言われるのとでは、当事者のストレスが違うと思うんです。私個人は全然違います。「心の問題」と言われると「気分次第」って言われているような気がして「いや、そんな甘いもんじゃないっす」と言いたくなります。そりゃ死にたくなる気分、もあるんでしょうけど、私の双極性障害の鬱症状は、気分で片付けられたらたまらないです。双極性障害は学問的に「気分障害」とされる場合もあるので、何とも説明しにくいですが、「気分」と言われると軽いものとされた気になってしまいます。
先日「20周年記念オンラインライブシンポジウム」で、「脳のこの部分に異常があるようだ」との研究結果を知り、非常に嬉しく感じました。見た目でわからない疾患ですし、症状も手が震える等の客観的にわかるものではないので、当事者の私ですら「ホントに病気なの?甘えなんじゃないの?気分の問題じゃないの?」と思ってしまいます。でも、波が過ぎ去ると「あれは一体なんだったんだ」という感じで、自分で自分が信じられない状況になります。私自身、自殺未遂して精神科閉鎖病棟に入院していましたが、たまに本当にあったことなのか確認したくなります。もちろん、事実なんですが、今の自分からは想像もできないです。
明日は「世界メンタルヘルスデー」ということで、東京タワーが18時から24時までシルバーにライトアップされるそうです。
シルバーリボン運動は、統合失調症への理解を求める取組として、1993年に米国カリフォルニア州で産声を上げました。その取組は年月と共に発展していき、現在では、脳や心に起因する疾病(障害)およびメンタルヘルスへの理解を促進する運動として、脳や心に起因する疾病(障害)に対する誤解や偏見を和らげ、それらを抱えるご本人やご家族が生活(回復)しやすくなる社会の実現を目指し、世界規模で展開されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/World_mental_health_day.html
統合失調症のイメージカラーがシルバーで、メンタルヘルス全体がシルバーのイメージカラーってことなんでしょうか。ちなみに、双極性障害には「世界双極性障害デー」というものがあります。詳しくは→こちら。イメージカラーについては聞いたことがないです。てんかんはパープルですよね。神経内科のクリニックの看板にパープルが多いのは、きっとてんかんのイメージカラーがパープルだからかなと勝手に思っております。双極性障害のイメージカラー…私なら色々な色をバシャッとこぼしたようなイメージです。その時によって変化するので、色とりどりのイメージです。

色なんてどうでも良いですが、もっと双極性障害やメンタルへルスについて、理解が進んだら良いなと思っています。

コメントを投稿するにはログインしてください。