偏見を覆すのは、人間の魅力

 私は仕事休みの日は、音楽ランキング番組を流しながらPCいじったりテレビ観たりすることが多いです。最近は天候やコロナの影響で、さらに外出しにくくなりました。

 ランキング番組ではだいたい三浦春馬さんの曲が入ってきます。気づくと魅入って悲しい気持ちになります。そこまでファンだったわけではありませんが、好きな俳優さんでした。未だに悲しく、ドラマ出演作は自分の心を守るために観ないようにしています。竹内結子さんも同じです。ファンだったわけではありませんが、好きな女優さんでした。残念でなりません。今後、同じような人が出ないように、各報道機関は自覚を持って仕事して欲しいです。

 NIZIUの曲が流れてきました。

 9人の女性グループで国籍日本が8人、国籍アメリカが1人。プロデューサーが韓国のヒットメーカーの男性です。出てきた時に「よくぞやってくれた」と思いました。日韓問題は、ロスジェネ世代の私には理解しにくいものがあるんですが、その国の人間というだけで差別してしまう人はわりと多いと思います。私はよくわからないんですが、政治利用と言うか、悪い言葉でいえば洗脳されている面もあると思っています。

 昨年台湾一人旅していた時のことです。台北101展望台のエレベーター待ちしていた時に、日本人の祖母と孫という2人と一緒になりました。外国に居て、同じ日本人ということで「日本人なんですね!」と自然と会話が弾みました。台湾に居ると、母国語を話さないとどこの国の人かわかりません。お孫さんは中学生でした。たぶんお母さんと私は同じくらいの歳なんでしょうが、お母さんは疲れてホテルで寝てると言っていました。本当は韓国旅行のはずだったけど、ちょうど韓国旅行中の日本人女性に現地の韓国人男性が暴力を振るってしまったという動画が拡散した頃でした。「今は韓国は危ない」という判断でキャンセンル料かからず台湾旅行に変更してもらったそうです。お孫さんは、韓国に行きたかったととても落胆してました。私の周りでも若い子は韓国好きの子が多いです。当時一緒に働いていた30代スタッフが韓国好きで、韓国料理も好きだし韓国人のユーチューバーをフォローしているのも知っていて、今の若い日本人女性は韓国に親和性があることを感じていました。

 経緯を聞いて「韓国行きたかった」と言うその子に「時期が悪かっただけだよ。そのうち行けるから」と言っておきましたが、大人の日本人として申し訳なく思いました。行きたかったよねぇ…。戦争状態にあったこと、占領したことは、全て歴史的事実です。でも、台湾も同じく日本が占領していたのに、あの差。台湾では、私が日本人だと言うと「日本人?」と表情が明るくなって、とても親切にしてくれました。参加したツアーガイドさんによると、日本占領下、日本が台湾にしたことが複数あり、各方面でそれに感謝しているとのことでした。ガイドさんは「おじいさんは日本語教育を受けていて、自分は日本人って言ってます」と笑っていました。韓国と台湾で、そのように日本への感情が異なるのは、その後の日本人の問題でもあります。確かに相手がある問題なので、難しいですが、どちらかが一方的に悪いということは大人の社会では可能性は低いです。日本にも問題はあったんでしょう。相手には相手の事情があります。それを踏まえて、目の前の問題を解決するには、知恵と工夫等努力が必要です。その努力もせず、カテゴリーで偏見を持つのは、その人個人の魅力を感じられなくしてしまい、もったいないことです。

 日韓問題に関しては、かなりこじれてしまっている印象です。私の下の世代くらいが解決していくんだろうなと思っています。私の年代は、まだまだカテゴリーから判断する人間が多いです。イメージができあがってしまっているので、覆すのが難しい印象があります。双極性障害のピア活動をしている時に、田舎に住んでいる人は偏見をとても恐れている雰囲気を感じます。私も住んでいる所は都会ではないので、なんとなく理解できます。狭い世界だと、情報開示は、時に死活問題になります。もちろん、都会には都会ならではの悩みがあるようです。

 ロスジェネ世代でそこまで音楽業界に詳しくない私からすると、今の若いアイドルグループは日本か韓国か見分けがつきません。若い世代が国際問題を解決してくれるのかもと思っています。頭ガチガチで凝り固まった高齢の政治家には無理でしょう。

 精神疾患にも偏見があります。私は、偏見を覆すには実物を見てもらう必要があると思っています。マライア・キャリーさんが双極性障害当事者であることを公表してくれたときは「よくぞやってくれた」と思いました。アメリカのラッパーのカニエ・ウエストさんが躁状態で注目を集めてしまったようですが、奥様が「思いやりと共感を」と発言されたようです。詳しくは→こちら。アメリカのテレビドラマを観ていても、双極性障害は普通に出てきました。「CSI:マイアミ」の主人公のホレイショ・ケインの元奥様が確か双極性障害でした。日本より普通に扱われている印象があります。日本はあえて触れない…みたいな感じがします。避けている、という感じかもしれません。私個人としては、日本のメディアが取り上げないのは、わからないから扱わない、と思っています。

 日本でも、双極性障害を公表してくれる著名人が居れば良いんでしょうけど、なかなか難しそうです。私達一般の当事者が、普通に生活することを見せることで、それを見た人が何か感じてくれれば良いなと思います。地道な活動で時間がかかりそうですが、塵も積もれば山となります。当事者の皆さん、一緒に頑張りましょうね。

玄関のお花
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投稿者: ハナ

40代双極性障害当事者女性です。冬季うつ体質です。調剤薬局薬剤師として正社員で働いています。よろしくお願いします。

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