慣れ

 私が子供の頃は、金髪の外国人を見るとビックリして振り返って見ていました。今は、金髪の外国人の方も近所に住んでいて、金髪の子供を見ても、何とも思わなくなりました。

 私は調剤薬局薬剤師として働いているので、処方箋の性別を自然にチェックしています。本人か代理人かで、説明の仕方が違うからです。最近、処方箋の性別が男性なのに、見た目が女性の患者さんが来るようになりました。やはり性別が女性の人間と違って、骨格が男性ですが、雰囲気が女性です。「心は女性なんだろうな」と思って接しています。こういう処方箋上の性別と、見た目の性別が異なる人間も、何とも思わなくなりました。

 テレビで観ていたり、実際に見たりすることで、慣れて違和感を感じなくなったからだと思っています。

 精神疾患の人間も同じかなと思いました。慣れていないものには、警戒感を抱いてしまうのは普通のことだと思います。よく「偏見」と言いますが、慣れていないからイメージが先行してしまうだけなのかもしれません。

 私は双極性障害当事者ですが、わりと普通に双極性障害のことを話しています。でも、私のような人間は少ないようで、他の当事者の方と話すと「家族以外には話せない」「クローズです」等、聞きます。打ち明けたら冷たい態度をとられた、距離をとられるようになった、等の経験がそうさせているようです。皆が慣れていない頃は仕方がないのかもしれません。

 最近はネットの発達のおかげもあって、稀少疾患でも知識が得られるようになりました。皆、色々なことに慣れてきている気がします。

 私は双極性障害当事者であり正社員薬局薬剤師であり…と、結構レアな生き物かなと思っています。稀少生物。こういう生き物も居ると、このブログで発信して、こういう生き物に慣れて頂けると幸いです。そして、世の中の精神疾患への理解が深まると良いなと思っています。精神疾患当事者でも、色々な人間が居ます。カテゴリーからその人間を判断することほど、くだらないことはないです。

昨日撮影
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投稿者: ハナ

40代双極性障害当事者女性です。冬季うつ体質です。調剤薬局薬剤師として正社員で働いています。よろしくお願いします。

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