経験を有益利用

 私は調剤薬局薬剤師として働いています。色々な処方箋を扱い、色々な人とお話させて頂くんですが、自分の経験を利用して仕事することがあります。

 私は、卵巣囊腫で腹腔鏡手術をしたり、自殺未遂して救急搬送後精神科閉鎖病棟に転院したり、腎血管筋脂肪腫でカテーテル手術をしたり、わりと医療機関にお世話になっています。そういう経験は、仕事に役立っています。

 婦人科の処方箋で、若い女性が母親と一緒に来ていて、ホルモン剤を渡すことがありました。最初は、母親がメインで私と話をしていたんですが、私が「この薬、私も飲んでるんです」と言った途端、患者である若い女性が質問攻め。「いつから飲んでるんですか?」「はじめて飲んだ時、どんな感じでしたか?」等々、色々聞いてきました。自分が飲むから、そりゃ気になるよね…と、私も当時の自分を思い出し、共感しつつ答えていました。相手の態度によって、こちらも情報提供の量が違ってくるので、結構情報提供できました。自分が使っているアプリも見せて「これ便利ですよ」等伝えられました。

 別の婦人科の処方箋で、私より少し歳上の女性が、「次回までに手術するか決めないといけなくて…」と言った時に、「私、卵巣囊腫で腹腔鏡手術しました」と伝えると、質問攻め。「仕事はどうしました?」「どのくらい入院したんですか?」「手術の痕って今どうなってます?」「手術後って、どんな感じでした?普通に歩けました?」等々。入院とか手術は、実体験が参考になります。

 精神科での経験も活かせたら良いなと、ちょっとしたピア活動をしています。精神科に関しては、実際薬局薬剤師として働いていて、具体的には役立ちません。「もしかしたら、私と同じ双極性障害かな」と思う処方がお薬手帳に貼ってあることはあるんですが、私が業務として扱ってる処方箋ではないので、踏み込みにくいです。雰囲気的に、そうなんだろうな〜と思いつつ接しています。双極性障害に限らず、同じ疾患の人間は何となく似ているところがあるように感じます。DNA的に似ているんでしょうね。「この人、双極っぽい」と、処方箋やお薬手帳の情報がなくても何となくわかる時があります。

 自殺未遂して救急搬送されて、精神科単科病院閉鎖病棟に転院、自宅療養、なーんて、黒歴史ですが、それも有効利用したいなと思っています。もちろん、双極性障害は治る病気ではないので、現在進行形ですが、うまく付き合えるようになっていきたいです。

 私は、転んでもタダでは起きません。

本日、駅で撮影
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投稿者: ハナ

40代双極性障害当事者女性です。冬季うつ体質です。調剤薬局薬剤師として正社員で働いています。よろしくお願いします。

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