誰でもやり直せる社会に

 今日、某若手俳優がひき逃げで逮捕されたというニュースを聞きました。仕事中にテレビから速報音が聞こえ、「何、何?」と、スマホでYahoo!ニュースを見て、概要を知りました。ちょうど前日、この方のインタビューをテレビで観たところだったので、顔はしっかり覚えていなかったですが、名前は覚えていました。業界は対応に追われて大変でしょうね。

 私は交通事故を起こしたことがありません。ゴールド免許ですが、極力車に乗らないようにしているから、というのもあります。私の住んでいる地域も高齢化していて、高齢者の運転が怖いというのも、極力車に乗らない一因です。自分が安全運転していても、ぶつかってきたら避けられません。

 子供の頃は、ひき逃げのニュースを観ると「なんてひどい人間だ」と思っていましたが、最近はそうは思わなくなりました。ひき逃げする人間、一定数居るような気がします。自分も精神を病んだ時期があるので、パニックになってしまうのかなと「そういう人間も居るのかもしれない」と思うようになりました。自分が経験したことがないケースに遭遇した人間の心理など、心理学者でもない素人の私にわかるはずもありません。

 ニュースで経緯を聞いただけですが、若いと言うか、運転に向いていないと言うか…という行動をしているような気もしました。今回は、本人も若いですし、故意ではないでしょうし、しっかり反省して、人生の糧にして、社会復帰して欲しいなと思いました。最近は、わりと世の中も寛容になってきたように思います。以前は、芸能人が、何か事件を起こすと業界から消えざるを得ない感じでしたが、最近は復帰の空気になってきたように思います。私自身40代なので、人間に職業適性があることはわかります。芸能界で働いていた人間が、それ以外の業界で働くというのは、結構難しいような気もします。それなりに活躍していた人のようなので、芸能界の職業適性があるんでしょう。そのような人間に、芸能界から退けというのは酷な気がします。

 何かあっても、人間は生きていかないとなりません。社会復帰の道を閉ざすことは、パワハラだと思います。それも、皆でよってたかって…となると、集団リンチです。

 どうしてそうなってしまったのか原因追及し、社会復帰できるようにサポートするのが大人だと思います。批判だけしても、何にもなりません。

 私自身、自殺未遂して精神科閉鎖病棟に入院し、一度社会から隔離された人間です。私は幸運にも短期間で社会復帰できました。原因となった双極性障害は治る病気ではないので一生の付き合いですが、自殺未遂した原因はわかりました。今はその原因に自分なりに向き合っているつもりです。私の周りの人間は、多かれ少なかれサポートしてくれました。色々な制度でサポートも受けました。そのことに感謝し、少しでも恩返しできればと色々と考えて生きています。躓きたくはなかったけれど、躓いてしまいました。躓いた事実は変わりません。事実を認識して、しっかり正面から向き合い、それを踏まえて生きています。そんな自分も良いかなと思う今日この頃です。

 どんな人間でも、やり直れる社会だったら良いなと思います。

数日前撮影
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投稿者: ハナ

40代双極性障害当事者女性です。冬季うつ体質です。調剤薬局薬剤師として正社員で働いています。よろしくお願いします。

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