先日、図書館で「双極性障害【第2版】」を借りてきました。昨日パラッと読んでみました。個人的に、この本はかなり良かったです。さすが加藤先生。
この本は、紙媒体で税込860円。かなりお買い得です。電子版もあるようです。

私は物心ついた頃からの双極性障害との付き合いで、自分も双極性障害とわかったこともあって、それなりに情報収集しています。なので、この本で、特別に新しい知識を得る、という感じではなかったんですが、「よくまとまっている」「よくわかっている(上から目線でスミマセン)」という印象でした。双極性障害のことを知りたいなと思ったときに、読むべき本かなと思いました。職場の雇用主側のことも書かれていたので、その辺は最近の傾向かもしれません。現実に社会に出て働いていることを前提には、以前はなかなか書いてくれている本がなかったように思います。最近増えてきています。
書籍となると仕方ないのかもしれませんが、症状が重い人のイメージ絵が描かれていることが多いです。あれじゃ当事者ではない人は、怖くて関わりたくなくなってしまいます。少なくとも私は当事者ですが、散財もしないし、電話かけまくったりもしないです。躁という躁は、抗うつ剤服用で躁転した時だけです。この本には、そういうイメージ絵はなかったです。
現代日本は、特別な事情がない限り働くのが一般的になりつつあります。私の親世代は片方が働いているのが一般的でしたけど、家族形態も多様化して、社会は変化しています。双極性障害と診断された全員が全く働かなかったら、社会は回りません。
社会側がどのように接するか、ということも、ある程度は必要かなと思っています。それは双極性障害だけではなく、個別具体的に、こういう特性を持った人にはどう接したら良いか、という感じで。それなら、どんな人にもプラスだと思います。ホワイトで温かい社会であれば、ある程度の特性なら社会で活躍できると思います。
私個人は、退職する羽目になってしまいましたが、転職先は決まっています。仲介業者の人に私が双極性障害であることを伝え、優良企業を紹介してもらいました。給料は少し下がりましたが、私にとっては働き続けることが重要。入ってみて実際働いてみないとわかりませんが、双極性障害であることを承知で受け入れていただいたので、懐は深いでしょう。とりあえず、体力的限界が来るまで働き続けられるように頑張りたいです。

今日は12月30日。年末感があります。今日は食料品の買い出しに行って、かなり久しぶりに帰省する兄弟をお迎えに行ってきます。コロナ検査していないようだったら、無料検査に強制連行するつもりです(^^;)。なるべくそういうことはしたくないですが、自分の身を守るために仕方のないことです。言い方を考えて、なるべく波風立たないようにします。まったくコロナのせいで、こんなことにまで気を使わなければなりません。コロナめ〜。
では、また〜(^-^)/

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